約3年間法学部で勉強して気づいたこと!

2017年12月13日

 私は、法学部に通っています。法学部に入った理由は、社会でも実用性が効き就職の際にも強いと聞いたからです。でも法学自体は別に好きではなかったんです。今戻れるならこんな理由だけで学部を決定してしまった自分を殴りたいです。

 私立大学に4年間通おうと思ったら、約400万かかります。これは大金です。なので大学選びは慎重に行わなければなりません。

 法学部に入って何も悪かったと言っているわけではありません。法学部に入って色々感じたことがあります。これから法学部を目指そうかと思っている高校生の方必見です。

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1 客観的な視点が持てるようになる

 実際の判例を扱う際、被害者と加害者という当事者が出てきます。法学部に入る以前の私ならば被害者がかわいそうだから絶対被害者支持の立場でした。しかし法学部では、事件を客観的に見て判断しなければなりません。なので両方の立場に立って考える思考が身に着きます。

この結果何事も第三者の立場に立って相互判断する客観的な視点が持てるようになります。また討論などでも相手の主張を理解しそれをどう自分の主張に結びつけるかが大事なのでこれでも客観的な観点が身に着きます。

2卒論がない

 私が通う大学には卒論がないんですよ。それは定期試験のほとんどが記述式だからです。毎回の記述式試験がそもそも卒論なわけですよ。これをどう取るかはその人自信の問題ですが、少なくとも私はこの方がいいですね。それはマーク式の定期試験ばかりだと力が一向につきませんし、忙しい4回生の時期に卒論なんて書きたくないじゃないですか!

そもそも大学は単位を取らなければなりませんが、学問を一番身に着けなければならないので。

3 真面目な学生が多い

 これはどこの法学部も共通して言えることだと思います。法学部に入る生徒は真面目な学生が多いです。私を含め(笑)よく法学部の先生や他の学部の先生に言われることがあるのですが、「本当に法学部の学生は静かだ」と言われます。そんなこと言われると逆に他の学部の授業に潜りこみたくなってしまいます(笑)

法学は一般的に難しいという印象があるみたいなので、真面目な学生が集まりやすいみたいです。

4 でもその気になれば…

 法学って確かに難しいです。色んな利益関係とか出てくるので。しかし、3年間法学部に通ってきた私が言えることはその気になれば独学でも十分勉強できるのではないか?ということです。六法や判例集があれば十分勉強はできます。考え方が難しい所だけは誰かの助けが必要になりますが、それもだいたい判例の要旨などを見れば分かります。

まあ特に成績が普通の私が言うのもなんなんですがね、法は独学でも勉強ができるってことが法学部に3年間通ってきた者として言いたいのですよ。

 やる気次第で独学でも十分法を学べます。

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5 法学部に行って良かったか?

 答えは、半分yes半分noですね。

 yesの理由としては、客観的な視点が持てるようになったことと、宅建に合格への足掛かりになったことですね。法学部に行かなければそもそも宅建なんて受けなかったでしょうから。

 noの理由としては、私はやはり思考が理系向きなので今戻れるなら工学部か高望みですが医学部に行きたかったですね。今らな機械とか興味ありますし、白い巨塔を見たので医学部ってすげーなーと思っていますので。

まとめ

・法学部は社会での実用性はある
・真面目な生徒が多い
・基本独学でも学べる

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