第4回将棋講座:主流の対抗型定跡を覚えよう!

 今回で将棋講座は4回目となりました。4回目ということで少し慣れてきた方もいると思うので、対抗型についてお教えしたいと思います!

 対抗型というのはお互いの飛車同士と王様同士が向かいあった形で特にアマチュアの間では本当によく指される戦型のことです。将棋を強くなることはまずは対抗型を覚えることが初めの一歩だと思うので是非1度見てください!

1 居飛車

 対抗型には、居飛車という戦型と振り飛車という戦型があります。まずは基本中の基本、居飛車から説明します。

↑ではいつも通り初めから解説していきます。初めに角道を開けます。2手目、相手も角道を開けます。3手目に飛車先の歩をつきます。

↑この時点で先手(自分側)は居飛車という戦型を選択したことになります。居飛車は居飛車とそのままの意味で飛車を動かさずそのまま使いますよーという戦型なのです。なので飛車の前の歩をついたことはこのまま攻めますという意思表示なのです。前々回に紹介した棒銀も居飛車に含まれます。

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↑続いて、4手目(相手側)に相手が歩をついて角道を止めてきました。これがもう1つの対抗形の戦型である振り飛車の手順です。振り飛車はとにかく角交換をしないようにします。

↑5手目右銀を斜め左上に上げます。6手目、相手が飛車を相手側の左から数えて4つ目に動かしてきます。これが振り飛車の1つ四間(しけん)飛車です。これで対抗陣形になりました。

 この後はお互いに王様を囲っていきます。居飛車は戦場から遠い左側へ振り飛車は戦場から遠い右側へそれぞれ移動させます。

↑自分の右金が斜め左上に上がった局面です。これで船囲いの完成です。由来は船の形に似ているからとのことです。先手は一応王様を囲えたのでここから攻めていくことになります。

↑一方後手(相手側)も王様をほぼ囲い終わりました。相手の囲いは片美濃囲いです。

↑さっきの局面から1,2手進み相手も美濃囲いが完成しました。由来は美濃の岐阜城にちなみ美しいという所にあります。この美濃囲いは早く組むことができ非常に固いということで振り飛車党にとってはとても人気のある囲いです。

 これが超基本的な対抗型の形です。実際ここから各々の力の差で優劣がついていきます。

 では次は、振り飛車側の方で説明していきます。

↑初手、2手目とお互いに角道を開け、3手目に歩をついて角道を止めます。これで角交換を阻止でき、振り飛車にする態勢にもっていけます。

↑そして先ほど同じように飛車を左から4つ目に筋に振り四間飛車にします。その後は王様を右に移動させ美濃囲いを目指します。

↑王様を桂馬の上まで持っていき銀を1つ上に上げると片美濃囲いの完成です。片美濃囲いでも十分固いので囲う余裕のない時や左金を攻めに使いたい時は、片美濃囲いでいきましょう。

↑通常の場合は左金を上げて美濃囲いの完成です。これで一応振り飛車側の基本の形になりました。ここからの攻めの駆け引きで勝負が変わってきます。

ポイント

 居飛車と振り飛車どちらを指した方がいいか迷う人は多いと思いますが。基本居飛車は積極的に攻める陣形、振り飛車は受けながら攻める陣形なので自分の性格と合わせてどちらを得意戦法するか決めましょう。

 ガンガン攻めたい人は居飛車、守らなきゃ不安という人は振り飛車を指すのがオススメです!

 ちなみに私は、むかしは振り飛車ばっかり指していました。私は小心者だったので王様が固くないと嫌だったので。しかも攻撃するタイプの正確ではありませんでしたし。今は居飛車も指しています。むしろ今の方がガンガン攻める居飛車タイプになっています(笑)

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 本音を言うとどちらも得意なら最強なのですがねー。将棋は奥が深く1つの戦型に対して極めないと強くならないのでまずはどちらかを極めましょう!

まとめ

対抗型とはお互いの飛車と王様が向かいあった戦型
・対抗型は居飛車振り飛車がある
攻=居飛車守=振り飛車で考えて自分の得意な戦型を選ぼう!

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