藤井聡太四段がなぜ天才と言われるのかをアマ四段が解説!
藤井聡太四段と言えばプロになってから連勝記録が続いており世間でも話題になっていますよね?6月21日には澤田真吾六段に勝ちとうとう連勝記録を28に伸ばし連勝記録1位タイになりました!あと1勝で連勝記録単独1位です!これは本当にすごいことで奇跡に近い現象です!まだ14歳なのにこれはとてもすごいことです。
その天才っぷりをアマ四段である私が解説していきます!
1 最年少記録を塗り替えた
将棋のプロになるためには、奨励会というプロ養成機関を抜けなければなりません。この奨励会というのは5級、6級から始まって四段になって初めてプロになれます。従来その最年少記録をアウトデラックスでも活躍中のひふみんこと加藤一二三九段が14歳7カ月で持っていましたが、藤井聡太四段が14歳2カ月でその最年少記録を62年ぶりに塗り替えました!
ちなみに藤井聡太四段がプロになって初めての対局が加藤一二三九段で何の因果か加藤一二三九段への勝利から伝説が始まっています。
これはすごいことで通常この奨励会を抜けるのに早くて3,4年で長ければ10年以上かかる人もいます。さらにプロになれる規定年齢26歳に達し将棋のプロになれる夢を絶たれ奨励会を去る人もいます。
その中で最速で奨励会を抜ける才能はもはや天才と呼ぶほかありません。
2 攻め・受けどちらも的確
藤井聡太四段の棋譜をいくつか見たのですが、将棋の攻めや受け(守り)がどちらも的確でミスが全くありません。プロであっても普通1つや2つのミスをするのですが、藤井四段はそのミスがなくなおかつ鋭い手を連発します。
藤井四段と言えば終盤がとても強く詰将棋大会で優勝するくらい詰将棋が得意です。14歳と脳が若く攻守を的確に判断し詰めに秀でている藤井四段に敵はまさに無し!です。
3 連勝記録は神記録
これがやはりすごいのですが、プロになってから連勝が続いています。プロになりたては四段と一番段位が低い中で八段や九段の上位者や羽生さんなどのタイトルを持った人と戦わなければなりません。これに勝つのはとても大変なことで初めは苦戦します。
しかし藤井四段は、プロになってから逆に高段者を次々と倒し連勝記録をどんどん伸ばしています。そして今日連勝記録を28に伸ばし連勝記録1位タイになったというわけです。
これは将棋界始まって以来の珍事ということで将棋だけでなく世間でもとても話題になっているということです。
神谷広志八段の連勝28が歴代1位記録なので、今28連勝で並び、プロになってから無敗で歴代連勝記録1位になります。そうなればもうこれは将棋界のみならず世間一般の伝説になると思うので、これから藤井四段からは目が離せません!
4 3歳の頃に…
藤井聡太四段は天才棋士ですが、その才能は3歳の頃からもう既にありました。藤井聡太四段が3歳の頃にしていたのがキュボロという積み木ゲームです。
↑このキュボロ積み木の中に穴が空いておりそれを上手に組み立て、完成後にビー玉を上手く通り抜けさせるようにするという非常に高度な積み木です。大人でも完成をさせるのにとても時間がかかります。
それを3歳からやっていた藤井四段は凄すぎます。完成させるのに読みがとても重要なので将棋の思考を使うので思考力が鍛えられたのではないかと思います!
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藤井聡太四段の原点は、キュボロで3歳の頃から異次元の才能を持っていました!
まとめ
・藤井聡太四段は異例の天才棋士
・将棋の指し回しも天才
・引き続き連勝記録から目が離せない