宅建取引士証まで貰う手続きが済んだので一連の流れを説明します!

2017年12月13日

 去年の10月の宅建試験を受験し、今月やっと宅建取引士証が手に入りそうです。宅建は合格すればそこで資格ゲットということではなく、合格してからもいろいろ手続きがあります。その手続きを順番に説明していきます!

 宅建を取ろうとしてる人も、宅建合格してこれから宅建取引士証の交付を受けようとしている人も必見です!

1 宅建試験合格

 まずは、10月にある宅建試験にまず受験して合格しなければばりません。受験資格は誰でもできます。合格発表は12月の第1週にあり所定の場所やホームページで合格を確認できます。不動産適正取引推進機構から合格証書が送付されます。

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2 登録実務講習

 宅建試験に合格すると不動産業の実務経験が2年未満の人は、登録実務講習という講義を受けなければなりません。反対に実務経験が2年以上ある人はこの登録実務講習は免除されます。

 登録実務講習はLECやTACなどの法律系の資を専門とする学校で受けることができます。値段は2万円~2万4千円ぐらいの幅です。ちなみに私は不動産流通推進センターの講習を受けました。

 登録実務講習は、1ヶ月の通信講座2日間の実務講習で構成されており、2日目の最終時限に試験がありそれに受からないと講座を受講したことにはなりません。

 講座の内容は、主に不動産の実務で行われことの事例検討です。講師の方が分かりやすく説明してくれるのでとても理解が深まります。試験は2日間の実務講習での講師の方の話をしっかり聞いているとまず落とすことはありません。

 登録実務講習についてさらに知りたい人はこちらの記事も読んでください。

 宅建の登録実務講習に行ってきたら思いのほか学ぶことがあった

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 3 宅地建物取引士登録

 登録実務講習を終えたら次は都道府県に登録をしなければなりません。登録に必要な書類ですが、


・登録申請書類
・誓約書
・身分証明書
・住民票
・登記されていないことの証明書
・合格証書の原本および提出用のコピー
・顔写真(縦3横2,4)

・登録実務講習修了証
・登録料37000円

 の以上が必要です。

 登記申請書類と誓約書は宅建試験に合格したときに貰える紙です。それに必要事項を記入します。

 身分証明書、住民票は住んでいる場所の市役所に行けば発行してもらえます。分からない時は窓口の係の人に聞きましょう。

 登記されていないことの証明書は、全国の法務局・地方法務局で発行して貰えます。郵送で送ってもらう場合は東京千代田区にある以下の法務局に申請をします。
【〒】102-8226
【住所】東京都千代田区九段南1-1-15
【名前】東京法務局民事行政部後見登録係

 合格証明書とは宅建試験の合格証です。それをコピー1部コピーして提出します。顔写真は、登録申請書類に貼る顔写真です。

 登録実務講習修了証と登録手数料を収入証紙で37000円納めます。

 以上の書類を住んでいる近くの土木事務所に提出すると数日後に登録完了の通知がはがきできます。

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4 宅地建物取引士証交付

 登録完了のハガキが来たら、宅地建物取引士証の交付手続きができるようになります。必要書類は、
・宅地建物取引士証交付申請書
・顔写真2枚
・交付手数料4500円

・登録完了通知はがき

 の以上です。

 宅地建物取引士交付申請書は合格した県の書類をパソコンから印刷してそれを使います。それに1枚顔写真を張り、もう1枚は取引証の顔写真に使うため必要です。収入証紙で4500円分手数料がかかります。

 交付に必要な書類を登録の時に申請した場所の土木事務所に持っていけば書類を出して20~30日の間に宅地建物取引士証が交付されます。

 ちなみに宅建試験合格から交付までに1年を超えてしまうと法定講習という余分な講習を受けなければならないので合格した人はできるだけ早く取引士証交付まで早く終わらせましょう!

 この一連の手続きを終えて私もあなたも初めて宅建士と名乗れるんですよ!さすが国家試験手続きが多い!といったところですね~。

まとめ
・試験に合格すれば宅建士を名乗れるわけではない
・取引士証交付まで一気にするのがオススメ
・めんどくさい宅建の手続きを抜けた先に輝かしい未来が待っている!

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