宅地建物取引士に独学で合格できた勉強方法を紹介!
宅地建物取引士ってご存知ですか?俗に宅建と言われる資格のことです。宅地建物取引士は、宅地建物取引士しかできない独占業務があり不動産売買を締結したときの重要事項説明書の説明、重要事項説明書への記名押印、37条書面への記名押印の3点があり、これは例え総理大臣でもこの独占業務をすることができません。
この独占業務があることにより宅地建物取引士は食いぱっぐれがなく安定して働くことができます!とにかく宅建さえもっていれば何とかなると言われている資格なんです!
実は私2016年宅地建物取引士試験で独学で無事1発合格することができたんですよ!このように宅建は簡単に合格することができるとか、1カ月あれば余裕と言っている人がネット上にはたくさんいますが、現実はそんなに甘い試験ではないです。
しかし、余裕を持って対策と戦略を立てて勉強すれば独学で合格することができる試験というのもまた事実です!
というこことで今回は宅地建物取引士試験に合格できた勉強法を紹介します!
宅地建物取引士に独学で受かる秘訣が3点あります!①参考書3点は揃えること、②問題の解き方(戦略)、③試験当日にすべきこと
↑の3点を守れば合格できる可能性が非常に高くなります。では順番に私の体験も交えながら説明していきます!
1 参考書3点
宅地建物取引士に受かるには以下で書く参考書3点は是非揃えておいてください。
1 基本テキスト
↑1つ目は宅建の基本テキストです。テキストはどこのテキストも書いてあることはほとんど一緒なのでどこのテキストでもいいですが、自分が理解や見やすいテキストを選びましょう!
2 過去問
↑2つ目は宅建試験の過去問集を買うことです。この過去問がとても大事で、宅建試験は試験時間2時間で、全問マーク式で(4択)1問1点の50問あるのですが、そのうち半分の25点分は過去問から出ます!つまり過去問が完璧なら25点は取れるということです。過去問は過去10年分くらいあるのを書くようにしてください!ちなみに合格点は毎年30~36点の間です(以下で詳細に述べます)
3 一問一答集
↑3つ目は一問一答集です。これが意外に大事で出る順に収録されているのが大変使いやすいです。通学時間や、電車の待ち時間にサッと読める所も実用的です。私は一問一答によく助けられました。
+αで予想問題集も!
上記の3点をばっちり押さえた人は、腕試しで予想問題をするとさらに自分の弱点が分かり勉強のモチベーションも上がります!予想問題の中にはテキストで勉強したことのない問題も出てきますが、そこはあまり気にせず基本問題をちゃんと正解することを意識して解きましょう!
2 問題の解き方(戦略)
ここでは、勉強方法や問題の解き方を紹介します!知ってるか知らないかだけで大きく差がつくので軽く読み流すだけでもいいので、是非見ておいてください!
まず勉強方法ですが、宅建試験の試験分野は大きく分けて権利関係(民法)、宅建業法、法令上の制限、税金その他がの4分野があります。配点は50点中権利関係が14点、宅建業法が20点、法令上の制限が8点、税金その他が8点と試験の7割を権利関係と宅建業法が占めるので、この2つの分野から対策するようにしてください。
特に宅建業法は覚えたら点を確実に取れる分やなので20点中18~20点を目指すようにしてください。逆に権利関係は覚えた知識を応用して解かなければならない1番難しい分野なので、14点中最低でも8点は取れるように確実にしておいてください。残りの法令上の制限、税金その他も完全に暗記分野なので頑張って暗記してください。
問題の解き方は、第1問は権利関係から始まるのですが、初めに権利関係を解き始めると時間が足りなく恐れが出てくるため第26問より始まる宅建業法の問題から必ず解くようにしてください!(権利関係は最後に回していいぐらいです)
3 試験当日やるべきこと
実は宅建試験当日に1問答えを教えてくれるんです!聞き流す程度でいいですが、宅建試験第48問の統計の問題でこの統計表を試験場に入る時貰えるんですよ!(事実私も貰いました)そこの書いてある統計表を覚えると1点は確実に取れるんです!これを知っているかしらないかで合格できるかできないかにも直結します。まあ統計表は寝っでも調べられるので不安な人は先に調べて置いてもいいですが。
そして試験は始まってやるべきことは、宅建業法の問題からやる!これです。宅建業法の問題から片づけて時間を稼いで勢いをつけましょう。また必ず分からない問題も出てくると思いますが、あまり1つの問題に時間をかけずに分からなかったら空白にして次々問題を解いていきましょう。
満点を狙うわけではなくあくまで合格点以上の点を取ればいいので気負いすぎず合格点を目指してください。
試験が終わるとすぐに解答速報がでますが、解答速報は見ないほうがいいです。不合格と分かった瞬間努力が水の泡だったかのように思えてしまうので(行政書士試験で経験あり)、絶対見ないことをオススメします。
かくして2016年度の宅地建物取引士試験に合格点35点、で私の点数が35点でギリギリで合格することができました。権利関係8点、宅建業16点、法令上の制限4点、税金その他7点の計35点でした。(どこか1点でも外していたら不合格ですよあぶねー)
宅建試験を受けてみて改めて宅建は簡単には取れないと思いました。ここだけの話ですが、宅建業法が20点満点だと合格率が跳ね上がるので宅建業法と権利関係だけ勉強して受かった強者もいるみたいです(私には怖くてできませんでした)。
まとめ
・宅建試験は2時間で1問1点の計50問の問題を解く全問マーク試験
・世間一般で言われているほど甘くなく、3、4回落ちている人もざらにいる試験
・宅建は食いっぱぐれがない
・①参考書3点、②戦略、③試験当日の対策を立てておく
・必ず宅建業法から解いていく
・解答速報は絶対見ないこと
以上重要なことをまとめて置きました!法学部の人はステップアップに是非チャレンジしてみてください(法学部生として言います)!