ドラマ白い巨塔はやはり名作だった!
白い巨塔というドラマをご存知ですか?
名前だけなら知っている方も多いと思いますが、全話見たことある人は少ないと思います。
この白い巨塔は2回ドラマとしてなっており、1978年の田宮二郎版と2003年の唐沢寿明版があります。今回は2003年の唐沢版を紹介します。
2003年の白い巨塔は、全話で21話あります。今放送されているドラマではだいたい全話9~11話ぐらいですよね?それに比べると普通のドラマなのに倍以上物語があり制作側の力の入れようがよく分かります。しかもフジテレビ開局45周年の記念ドラマなんです!
あらすじ
ネタバレしない程度にあらすじを紹介していきます。
白い巨塔は、浪速大学病院第一外科に勤める助教授財前五郎が主人公です↓
財前は外科としての腕は一流であったが、傲慢な態度が原因で第一外科の東教授と確執があります。
東教授が年齢のため退官することになり、当然次の教授候補は自分であると財前は信じていたが、東教授がそれを渋りよその大学から教授候補を探そうとします。それに焦った財前は、大学病院内で力を持っている第一内科の鵜飼教授に協力を呼びかけます。
そしてその教授の座をめぐる戦いは次第に熾烈になっていきます。はたして財前は教授になれることができるのか?
以上が第1部の教授戦です。白い巨塔には話を大きく分けて2つあり教授戦編と医療裁判編があります。
では、ここから白い巨塔の魅力を紹介していきます。
大学病院内の権力闘争
白い巨塔を見ていると、大学病院内の権力争いが凄まじいです。教授戦の時はまるでおまえらは政治家か?と言いたくなるくらい接待をしまくっています。
でもそれが逆にそれがこのドラマの魅力でもあるんですよね。ここまで人間は腹黒くなれるか?っていうところもリアルで面白いです。
また患者視点で見ると、少し怖くなります。本編では大学病院の多くの者が、患者よりも権力や地位が大事と考えおり本当に大学病院がこんな所ならやべーなという感情になってきます。
財前と里見の奇妙な友情
第一外科助教授の財前と第一内科助教授の里見は同期なんですが、考え方や行き方も全く正反対なんです。里見教授↓
財前は、大学病院に合った考え方で1人の患者より多くの患者を救うことを大事としており、金や権力には迷わず媚びる現実主義的な考え方です。
一方里見は、どのような患者でも分け隔てなく接し1人1人を大切にし金や地位、名誉などには全く興味がない理想主義的な考え方です。
一見全く合わなそうですが、財前は何かあるごとに里見の所行きちょっかいをかけます。里見も財前の手術の腕は認めており何かと財前のことを気にかけています。
この友情を超越した関係性がこのドラマの見どころでもあります。終盤の財前と里見の2人だけの会話は感動ものです。
キャストが超豪華
今活躍されている俳優陣がかなり出演されています。唐沢寿明、江口洋介を初め黒木瞳、伊藤英明、佐々木蔵之介 、上川隆也、及川光博、沢村一樹などとにかく豪華です。
皆さん役とにすごくあっているので違和感もなく、じっくり見ることができます。
総回診がカッコイイ
これも2003年版の白い巨塔ならではなのですが、挿入曲と総回診がばっちりあっており医者カッコイイ!財前カッコイイ!と男でも思うほどカッコイイです。
↑これ見たら誰でも大学病院の教授になってセンターを歩きたいなーと思いますよ!
2ちゃんねるでも有名
2ちゃんねるでも白い巨塔のスレがよく上がっており、そこから白い巨塔の人気ぶりが伺えます。スレでは白い巨塔あるあるがよくあがっているので内容を知っていると笑いながら楽しめます。
ちなみに2チャンネルでは里見派より断然財前派が多いです。またガルチャンでは関弁護士の人気がめっちゃ高いです!
まとめ
・今までみたドラマの中で最高峰の面白さ
・白い巨塔を見たことない人は絶対見た方がいい
・医者の生き方がよく表されている
・白い巨塔を見たらマジで医者になりたくなる