第7回将棋講座:初心者が将棋が強くなるための5つのこと

 藤井聡太四段のおかげで今世の中は将棋ブームです!

 将棋知らなかったけどこれを機会に始めたーという人けっこう多いと思います!しかし将棋を始めた人は分かると思いますが、これがなかなか勝てない!将棋は、今日、明日で勝てるようなそんな浅いゲームではないのです!

 初心者が将棋で勝てない理由は、何も考えずに自分が動かしたい所に駒を動かしているからなのです。初心者でも今から書く5つのことをすれば、誰でも必ず初段レベルまでは到達できるようになります!

1. 詰め将棋を解く

 詰め将棋は、将棋で最も大事でとりあえず、初心者は、詰め将棋が苦手な傾向が高いです。逆に強い人こそ詰将棋が得意な傾向があります。

具体的な勉強法は、詰将棋の1手詰め、3手詰めの本をまず買い、その問題を何回も解き全ての問題が分かるようになりその意味までも分かるようになれば、次は5手詰めや、7手詰めに挑戦するといった勉強方法になります。

 7手詰めをすぐ分かるようなれば初段は確実にあるのでそれを目標に勉強するとモチベーションを保てます。

2. 次の一手問題を解く

 次の1手とは、自分が次にどの手を指したら有利になるか将棋1局を通して将棋勘を鍛えることができる問題のことです。

 将棋は、中盤以降になると完全に自分の大局観が物をいう展開になるので常にどの手を指せば自分が有利になるかを読んでおくことはとても重要です!

 勉強方法は、1問ごとに次の1手を予想しその手を指す意味までも正確に分かるように何回も周回するのが基本的な方法です。

↑ちなみに私が愛用している次の1手の本です。ずっとこの本を周回しています。このように1冊買ってその本の問題を何回も解くことが重要です!自分の棋力にあった本をお選びください!

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3.定跡を並べる

 これはもう何回も言っていることなのですが、将棋の序盤は定跡という型を知っていないと話になりません。何でもそうなんですが、基本の型があって初めてそれに自分なりの応用を効かせて強くなれます。なのでもうこれはとにかく並べて覚えるしかないです。

 初心者の方にオススメしたいのは、四間飛車です。四間飛車は、型がほとんど決まっており組みやすい戦型だからです。

↑四間飛車を指すなら是非見ておいて欲しい本がこちらです。こちらは四間飛車に角交換を加えた角交換四間飛車の本ですが、とにかく分かりやすいです。こちらもパターンがほぼ決まっているので、初心者向きの戦型です。

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↑少し上級者向けの本になりますが、こちらの藤井システムも本は個人的に一番気にいっている革命的な本です。

 藤井システムと言えば、藤井聡太四段ではなく、藤井猛九段が考えた居飛車穴熊対策に対しての急戦戦法です。

 何がすごいかと言うとほとんどのパターンが体系化されており、相手が居飛車穴熊の場合すべてのパターンを頭に叩きこんでいればたいてい勝てるすごい戦法なんです。これを読んだ時は本当に驚きました!

 将棋を極めたい人には是非読んでおいて欲しい本の1つです!

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4. 将棋フォーカスを見る

 日曜日の10:00~10:30までEテレで放送している将棋番組です。番組は2部構成で初めに将棋が強くなりたい人向けの実際のプロが解説してくれる将棋講座があり、後半は、乃木坂の伊藤かりんさん、山崎隆之八段と中村六段の週交代の司会で将棋好きにはとてもアットホームな内容で見ていてとてもためになります。

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 テレビなので気楽に見ることができるので全く苦痛にもなりません。将棋の本を開くのがめんどくさいと言う人はこちらを活用してみてください!

 またその後は、実際のプロ同志が対局するNHK杯があるので1度見てください!プロ同士の真剣な対局の臨場感が味わえるので!

5. 以上の勉強方法を試した上で実戦を積む

 詰将棋、次の一手、定跡などを勉強したらそれが自分に定着しているかという確認の意味も込めて対人戦、オンラインどちらでもいいので対局してみましょう!

 ここで大事なのは、勉強したのに負けてしまいやる気がなくなってしまい止めてしまうことです。将棋は、伸びるスピードも個人では違い、勉強してもすぐに結果が出るものでもありません。

 これを分かった上で実戦に臨むようにしましょう!

まとめ

・将棋はただ指しているだけでは100%強くならない(断言)
・まずは基本を押さえてそれから自己流
・将棋強くなって将棋ブームに乗っていこう!