朝来市、佐中千年家は今だけ公開中の歴史を感じられる築600年の民家

2018年11月15日

 あなたは歴史ある民家に興味ありますか?

 兵庫県朝来市佐中にある佐中千年家という民家が現在公開となっています。というのも佐中千年家は、最近まで一般公開されていなかったんですよ。

 佐中と言えば以前紹介したことのある銘水佐中の水です。この水は毎月汲みにいくくらい美味しい天然水です。一旦佐中の水は置いといて、この佐中千年家は、築600年を誇る歴史ある民家です。

 歴史好きな方や民家好きな方にはオススメとなっています。

↑佐中千年家は、原六郎という同志社大学の創設者新島襄に多額の資金援助をしたことでも有名な人が住んでいた家です。

千年家の外観

↑千年家の周辺は桜が咲く名所としても有名で若干桜が残っていました。

↑千年家の前には手入れされていない池もあります。なぜかこういう風景を見ると落ち着く。

↑佐中千年家の入口です。かつてはここから先は入ることができませんでした。今は特別に民家の中も一般公開されています。見学費用は無料です(サイコー)

↑佐中千年家の建物です。実際室町時代から現在まで潰れずにこうして現存しています。そう考えると昔の技術ってすごいなと感心します。

↑民家の敷地内にも桜が咲いていました。綺麗だったので思わずパシャりました(笑)

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千年家の内部

↑民家の中は、ほぼ昔のまま現存されており、歴史を肌で感じることができます。また民家の中は案内人の方がいて色々この民家について説明してくれます。この日は寒かったので囲炉裏で温まりました。

↑屋根裏部屋にも上ることができます。かなり怖かったですが、ブログネタのため渋々上がりました(色んな意味で怖かった)

↑これが屋根裏部屋です。神秘的だと思いませんか?当時のまま残されているみたいです。曇っているのは先ほどの囲炉裏の煙が溜まっているからで、めちゃくちゃ煙臭かったです…(ここに10分いると一酸化炭素中毒で死ぬw)

↑屋根の方は光が漏れています。まあ築600年なので無理もないですが。とりあえず普段の生活ではまず見られない光景です。

 屋根裏部屋に満足した私にここで問題が!屋根裏部屋は床が薄く今にも抜けて落ちそうな勢いなんですよ。しかも木の階段も急で降りるの恐いですし。しかもずっといたらなんか不気味だし一酸化炭素中毒にもなりそうだし…

 何が言いたいのかというと屋根裏部屋まで登る人はそれなりの覚悟をしておいた方がいいということです。上ったら最後、降りるのが大変です。しかし上った者にしか見ることのできない光景があるのもまた確かです。

 そんなこんなでなんとか降りることができたんですけど、なかなかいい体験になりました。後は案内人のおじさんの話や庭などを見て回りました。山奥にも関わらずけっこう人が来ていたのも驚きました。

 現在佐中千年家は、公開中ですがまたいつ閉鎖になるか分からないので興味のある方は早めに訪れることを強くオススメします!なかなかこういう古い民家に入ることができないので貴重な体験になりますよ。

冒頭で触れた佐中の水が気になる方はこちら↓

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まとめ

・千年家には超穴場スポット
・こんな経験なかなかできない

佐中千年家

【場所】兵庫県朝来市佐嚢1283
【アクセス】