気胸になった体験談を紹介!前編
気胸という病気をご存知ですか?
気胸というのは、なんらかの理由で肺に穴が空いて肺がしぼみ胸が痛くなり、息をするのがしづらくなる病気です。
そしてこの病気は、なぜか若い細身の男性がよくかかる病気なんです。有名人では、嵐の相葉雅紀や佐藤健、ナインティナインの矢部などが気胸になった芸能人で有名です。やはり皆細身の男性です。
実は、去年の夏この病気にかかりけっこう大変な目に遭いました。もうこんな経験はしたくなく、気胸の怖さを皆さんにも少し知ってもらいたいので
今回は気胸体験記を書かせてもらいます!今からできる気胸にならない対策法も紹介します。
1 気胸発症~入院まで
それは、去年の前期試験の期間中の話でした。大学で昼食を食べ終わった後何の前触れもなくいきなり左の胸が急に痛くなりそれは昼休み後の試験中にまで続きました。試験中もその痛みは無くならず必死にその痛みを耐えながら答案用紙に答えを書き続けました。
そして試験をなんとか乗り越え、(その日はもうそれ以上試験がなかったので)一気に電車に乗り帰りました。その時も痛みがあり、特に自転車に乗って段差を通った時は、衝撃があると胸にもくるので、その時は「マジで死ぬかも…」って思いました。
家に帰りその痛みにことを家族に相談すると、即刻近くの内科病院に行くことになりそこの検査で左の肺が「気胸」と判明しました。
しかしより精密な検査と肺が半分ほど縮んでしまっていたということもあり、呼吸器外科がある大きな病院にすぐ行くという話になりその病院へ行くことになりました(このときはマジでやばい…と心の中で何度も思っていました)
その病院で検査を行い気胸ということが確定し、肺のしぼみ状況から即刻入院ということになりました(夜の19:00ぐらいの話です…)もうこの時は何がなんだかよくわからない状況だったので「我が天命尽きた…」って感じでしたね。
2 入院~手術直前まで
入院した翌日から色々な検査が始まりました。(私の大嫌いな採血もありました…)この時は手術するかもしれないという怖さもあり、左の肺がしぼみすぎていたので、ドレーンという装置を胸から入れ肺に空気を入れるという恐怖を経験しました。
大きな注射器の麻酔をし、管を体の中に入れていきます。もうこれは最高に嫌な時間でしたね…さらに大学の試験中だったこともあり試験に出ないと単位がやばいということも心にあり気分は↓↓。事実まだ半分試験が残っていたので…
それに検査で右の肺も軽い気胸ということが判明し気分は最悪でした。なんでこんな気胸になるのかと思った私は先生に色々聞いてみました。
先生の話によると気胸は10代~20代の細身体型の男性がなりやすく、体の成長に伴い肺の成長が追い付かなく肺に穴が空くということでした。筋肉や筋力をつけると気胸になりにくくなると言ってましたが、時すでに遅し。
しかも実は、中学生くらいの頃からたまに胸が痛くなることがあり昔から軽い気胸だったということも判明しました。今回は肺のしぼみ方が大きかったので、病院に来てしまったとのことでした。
それで話は手術の話へ~手術は肺の空いている箇所をシートで防ぎ空気が漏れないようにするという手術で、肺のしぼみが激しい左の肺は確定手術だとして、右も一緒に手術するかとの話になりました。
両方一気に手術すれば一気に治りますが、体への負担も倍になり使う全身麻酔の量も倍になるということで、(全身麻酔を恐れた私は)左側だけの手術に決めました。後の話になりますが、この決断は良かったと思うことになります。
こうして手術をすることを決め、手術日までの恐怖の時間を過ごすことになりました。
~気胸体験談後編へ続く~
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