貴志祐介のオススメ小説3選!

2020年2月3日

 貴志祐介という作家を知っていますか?

 実は貴志佑介は私が大好きな作家の1人なんですよ。作品分野はSF小説やミステリー小説が多くどの作品も貴志祐介の独自の世界観が存分に表現されています。

 貴志祐介通の私がこれまで読んだ中で、初めての人でも読みやすい是非読んで欲しい3つのオススメ作品を紹介していきます。

1 クリムゾンの迷宮

 クリムゾンの迷宮は完全にSF小説ですね。あらすじは、主人公が目を覚ますとそこは見たこともない景色が広がっていた。そこは島のようであり島には9人の老若男女が連れてこられており、そこで悪夢のゲームが始まる。

 ゲーム内容は、運営側から指示されたポイントを周れということであり、9人はそれぞれ東西南北にグループごとに分かれて行動することになる。

 そのゲーム中あるグループのメンバーの顔つきが変わりすごく恐ろしい顔になっていた!

 ゲームは、食うか食われるかという極限状態にまで達した。果たして主人公は、息てこの島から抜けることはできるのか?

 クリムゾンの迷宮の見どころは、バトルロワイアル的な展開になり生きるか死ぬかの極限状態になるところが手に汗握り面白いところですね。

 こういうサバイバル系では、主人公の直感や判断がものすごく重要なので主人公体質の方はとくに思い入れをしやすい作品で読みやすいと思います。サービスとしてそっち系の話もあるのでそこもサバイバル展開ならではのリアル感が出ています。

 恐怖やスリルの描写も丁寧で、読んだ日は寝れなくなるくらい表現が上手です。

 また舞台はある国立公園なのですが、その描写の表現がとても上手で実際そこに行った気になれるところも吸い寄せられるところです。

 私が貴志祐介作品の中で最初に読んだ1番好きな作品なので時間を忘れて全部読めちゃいますよ!



2 黒い家

 黒い家は本格派オカルトミステリー小説です。

 あらすじは、保険金殺人の話でとにかく「怖い」この1言につきます。主人公は保険会社に勤めておりその仕事である家に訪問した。その家である子供の首吊り死体の第一発見者になってしまったことから物語は始まる…

 魅力は、現実に起こりそうな話であるということです。とにかくサイコパスな話で読んだ後は震えが止まらなくなりますね。

 本当にこんな人いたら怖い!と本気で思わせてくれる読みだしたら止まらない作品です。



 そして黒い家は1999年に映画化もされています。この映画は小説以上に怖いです。大竹しのぶさんの演技がとにかく不気味で怖く見がいがある映画となっています!けっこうグロいですよ。

3 天使の囀り

 天使の囀りは、細菌や微生物を主体としたホラー小説です。この作品も黒い家と違った所で気持ち悪い作品になっています。

 あらすじは、主人公の彼氏が研究のためアマゾン川行くことになり、その彼氏を含めたアマゾン探検隊が帰ってきた直後にその探検隊が順番に奇妙な死に方をしていきます。

 一体アマゾンで何が起こったのか?

 天使の囀りというタイトルがなんともこの作品の怖さと物語の内容を1言で表しておりセンス抜群のタイトルです!

 この作品の怖い所はアマゾンから帰ってくると行く前の性格・考え方がまるで変わってしまうという所です。

 貴志祐介の映画化になっていない作品の中で映画にされて欲しくない作品1位になっており、貴志祐介の最高傑作とも言われている作品です。

 黒い家よりもグロイので心臓の弱い方や、怖いものが苦手な方は見ないことをオススメします。



 まとめ

・どの作品も鬼気迫るものがあり読み疲れず最後まで飽きない
・ホラー好きには貴志祐介作品はピッタリ
・とりあえずこの有名な3作品は読破しよう!