天才?狂気?天性の作詞センスを持つ鬼束ちひろのオススメシングル曲!
どーもゆーまです!
今回は、普通の人にはまず書けない驚異の作詞センス&大胆さを持つ鬼束ちひろのオススメシングル曲を紹介します!
人間的にもとても面白い人で個性の塊のような所も魅力となっています。
・曲を聴いている時歌詞に魅了される人
・孤独や闇のあるバラードが好きな人
・今悩み事がある人
鬼束ちひろとは?
鬼束ちひろは、宮崎県出身でほとんどの楽曲の作詞・作曲を自身で行っている実力派女性シンガーライターです。繊細で感受性が強く、言葉のワードが超個性的かつ破壊的で唯一無二のセンスをしています。
繊細すぎるが故、一時期迷走している時期がありTwitterでやらかしたこともある不器用で率直な性格です。(迷走期はかなり病んでいます)
また、学生時代は通知表はオール5、全国模試で1位を取ったことがあるほど秀才という逸話もあり、話題性も豊富です。
それではオススメしたいシングルを紹介していきます。
シャイン
シャインは、鬼束ちひろのデビューシングルです。デビューシングルからメッセージ性の強い曲となっています。
学校嫌い内容を曲・詞・表情と様々な角度で表現しており、新人の19歳が歌っているとは思えないほどの完成度となっています。
特に「血を流す心に気づかないように生きればいい」の一言でこの曲全体を表しており作詞センスが光っています。
学校に行きたくない人や友達関係で悩んでいる方に是非聴いて欲しい一曲です。
月光
月光は、2枚目のシングルです。鬼束ちひろの楽曲の中で最も有名な曲でドラマ「トリック」の主題歌です。
悲しげなピアノのメロディーが、一度聴くと耳に残る「ミディアム・バラード」となっています。
自身を神の子供と表現し「この腐敗した世界に堕とされた」と世界を絶望と捉え、自身を神の子と自尊したプライド故、この世の中で生き辛くなり、生まれたこと自体を否定し、生きる光(月光)を求める内容となっています。
初期トリックの後味悪い部分とこの曲が上手くマッチしており、是非ドラマと一緒に堪能して頂きたい曲です。
Cage
Cageは、3枚目のシングルです。
何もかも失い弱った体の自分を今の自分を否定せず受け入れて欲しい(救って欲しい)内容となっています。「私を現実ごと連れ去って」「全ては狂っているのだから」(まあその通り)がメッセージ性が強くなっています。
PVは、木の枝で十字架縛りされている強烈なものとなっており、PVの作りこみ度も高いです。
体調を壊されている方や現在入院中の方などに特に聴いて欲しい一曲です。
眩暈
眩暈は、4枚目のシングルです。(読み方は「めまい」です)
正統派バラードで「月光」に次ぐ人気曲として有名です。恋人の事が好きだけど別れを選択するといった切ない内容です。
今作にも「例えば私が宝石になったら その手で炎の中になげて」 という高度すぎる歌詞があり相変わらず想像力を鍛えさせてくれます(笑)
infection
infectionは、5枚目のシングルです。ドラマ「氷点2001」の主題歌となっていました。
曲・詞と最高に暗い内容の曲ですが、感受性が強い人ほど惹かやすい曲となっています。そしてPVも最高に暗いです(笑)
イントロから儚く消えそうなメロディーで1番と2番のサビで歌え方を変えて変化を出している所が聴きポイントとなっています。
「爆破して飛び散った心の破片が」という問題の詞や「私の愚かな病」「舌に雑草が増えていく」など鬼束ワードが満載で色々な角度から聴くこともできます。
余談ですが、ドラマ「氷点2001」は母親が娘を虐める(複雑な経緯あり)内容のとても陰湿で暗い内容の話でドラマとこの曲の世界観がとてもとても合っています。
悩み事がある時、夜に一人でじっくり聴きたい曲です。(筆者が個人的に好きな曲なので長くなりました。)
流星群
流星群は、6枚目のシングルです。ドラマ「トリック2」の主題歌となっていました。
眩暈同様、鬼束ちひろの楽曲の中では明るい曲調ですが、歌詞は否定的な内容となっておりその変化球を楽しめる曲です。前作のinfectionの「爆破して飛び散った心の破片」が流星群(曲名)となったというストーリーを持っています。
自分は無力で醜いが、あなただけは私を見つけ、そして愛して、という内容となっており、心の孤独を率直に表現しています。
星が見えない夜に聴きたい一曲となります。(泣く場所がある人限定で)
私とワルツを
私とワルツをは、10枚目のシングルです。ドラマ「トリック3」の主題歌となっていました。
イントロから幻想的なピアノのメロディと怪しさと哀しさを混在させた曲となっています。
人を信用できない、未来を見据えることができない気持ちを歌った内容で、特に2番サビの「失う時が いつか来ることも 知っているの 貴方は悲しいほど それでもなぜ生きようとするの 何も信じられないくせに そんな寂しい期待」という部分が、生きるのがしんどいが、それでも生きなければならないという感情を上手に表現しています。
PVも廃墟で裸足で撮影しており、サビの鬼気迫る表情といい表現力がとてつもないです。
鬼束ちひろのシングルを聴くなら
上記で紹介したシングルや他の代表曲を聴くのなら「REQUIEM AND SILENCE」というベストアルバムがオススメです!
20周年記念のベストアルバムで初回限定盤ではシングル全29曲が収録されており、存分に鬼束worldを楽しむことができます!
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