無くなりつつある日本古来の在来種を野口のタネで買っておこう!
今スーパーで販売している野菜の9割はF1種と呼ばれているものだと知っていましたか?
そもそもF1種は、異なる親どうし(AAとaa)を掛け合わせてできた一代目の子の事を指します。一代子の特徴としては、メンデルの法則の「優性の法則」により両親の形質により優性形質(A)が表面に表れ、劣勢形質(a)は表面に表れません。
このできた子はAaという遺伝子を持っていますが、先ほども述べた通り、優性の法則により、Aの形になります。
そしてできた子同士(AaとAa)を掛け合わせた時、二代目は優性形質が3、劣勢形質が1の割合で表れます。2代目のaaの誕生により初めてA以外の別の形の形質(この場合はa)が現れます。
これを三代、四代と続けていくとより多くの違う形質のものができます。
上記の説明と下記の図を参考にしていただくと分かりやすくなります。
F1種は、品種改良されたもので人間の都合の良いように遺伝子操作されたもので、基本一代限りとされており、二代目以降は衰退し種が採れないとされています。ですので人体の健康より、農業の効率性に焦点が当てられた品種となっています。
またF1種には、同じ形質の掛け合わせから優性のもの(A)しか表れないので多様性がなくなります。
F1種は基本種が採れないので毎年種子会社から種を買うことになり農家では自家採取がすることができなくなります。これが種子法廃止の問題点です(種子法は残念ながら廃止されましたが…)
以上よりできる限り、F1種の野菜より、固定種や在来種と呼ばれている日本古来の種で野菜を作って増やす必要があります。
固定種や在来種と呼ばれているものは、遺伝子操作は行われておらず、一代目から種を採取することも可能でF1種と逆の種です。
ですが、今現在固定種や在来種はなかなか手に入りにくくなっており、それ以上に絶滅の恐れもあります。数少ない在来種を販売している野口のタネというオンラインショップで種を買うことができます。
↑オンラインショップでは、春まき用と秋まき用とに分けられ販売されており、1つの野菜につき色々な品種の種を販売しています。
野口のタネの店主の野口勲さんも自分の所の在来種を広めて絶滅しないようにして欲しいという願いがあり、在来種の普及に熱心です。
種子法廃止で日本古来の在来種が無くなる&コロナショックでの食糧危機に備え是非野口のタネで在来種を買い家で育てませんか?
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