忌野清志郎は今の日本の状況を予見していた最高にロックな男だった!

忌野清志郎をご存知でしょうか?

デイ・ドリーム・ビリーバー 彼の曲の中で有名な曲ですよね。

逝去して生でその歌声を聞くことができませんが、忌野清志郎の曲はロックな歌ばかりで社会への不満を歌った曲が多いです。

原発音頭

その中で今の日本の現状を1980年当時から予見していた曲が存在します。それがこちらの原発音頭です。

↑こちらは忌野清志郎がタイマーズというバンドで活躍していた時の曲で格好が謎ですが、ボーカルは、忌野清志郎です。

歌詞は原発を歌ったもので、原発賛成のように聞こえますが…これは彼の諧謔精神(滑稽、ユーモア)からくるもので原発を褒めたたえるようで、実は痛烈に皮肉っています。

彼自身父親が書いたチェルノブイリでの原発事故の手記を見て反原発になったとされています。

そして今現在、東日本大震災の影響で福島第一原発からも未だ放射能がダダ漏れの状況で関東一帯は放射線の値が高くなっており、テレビでは報じられていませんが心臓発作などの突然死をする人が増えています。

このことを考えると、忌野清志郎は、事故が起きる20、30年前から原発の危険性を歌で訴えていたことになります。

総理大臣

次は、総理大臣への不満を皮肉った歌のその名も総理大臣。

↑過去も現在も共通した日本の総理大臣の像を歌っており、現在聴いてもなんら違和感なく、共感できる歌詞となっています。

今まさにコロナショックでろくな対応をしない総理大臣含め日本政府に向けて歌う必要ありの曲です。

次は税金への不満を歌った税。

↑歌詞に「間接税」「消費税」「住民税」「固定資産税」「相続税」「国税」などのあらゆる税への不満を歌っておりこの曲も共感できるものとなっています。

特に消費税が10%に上がり、私達の生活がさらに困窮する状況になっており、今の時代に必要な曲となっています。

日本は何でも税税で国民から税金を搾り取っていますからね。

国際化の時代

まさに今日本に押し寄せている国際化ついての曲です。

↑日本がアメリカの影響を受け、治安の悪化、風俗の進展、いじめ、警察の不祥事などをテーマにしており、日本の安全な治安、奥ゆかしさ、勤勉さが失われたことを嘆いている曲となっています。

私は決して右翼ではありませんが、現代の日本人は、昔からの日本の良さを無く&無くされている(自分も含め)ので日本の精神を大切にしようと改めて思いました。

現代の流されやすい日本人に聴いて欲しい一曲です。

宗教ロック

こちらは宗教についての皮肉を歌った曲で、宗教と名が付いていますが創価学会への批判の歌です。

余談として創価学会は反日宗教と言われており、政界でも権力を握っており、芸能界でもそうそうたる名前の人が入っています。

特徴として創価学会に入らないか?と誘ってくることが多いようです。

↑女優、アイドル、文化人、芸術家が入ると歌っており、まさに今の芸能界を表しています。

この曲を発表した後忌野清志郎は創価学会員と長年戦うことになったようです。(恐るべし)

この記事を読んでいる創価学会員のいたらごめんなさい。私創価学会は嫌いです…

伝説の放送事故

最後にテレビで起きた伝説の生放送事故FM東京です。

過去に放送されていた歌番組夜のヒットスタジオで3曲のメドレーを歌う予定だったタイマーズが2曲目に歌う予定だった偽善者をFM東京という歌に差し替え、放送事故を起こしました。

↑問題の放送事故は2分20秒からとなっています。

歌詞がとにかくひどく、汚い言葉連発となっています(FM東京腐ったラジオ、FM東京バカのラジオ、お〇〇こ野郎!FM東京など)

これを当時生放送でやってのけるたんですから、もう逆に凄いという言葉しか出てきません。てかよく放送したなーって思いますよ。もう他の出演者は大笑いしています(苦笑)

背景として、反原発ソングの「サマータイム・ブルース」と言う曲の放送禁止・自粛、「谷間のうた」という曲をFM東京とFM仙台で放送禁止にされたことなどがあったようです。

タイマーズを聴くなら

今回ご紹介した曲以外にも社会問題を歌った曲が多くあり、どれも今の時代の子と当てはまっており胸を打つものが多いです。

タイマーズの曲を聴きたい方は、下記のザ・タイマーズや復活!!タイマーズがオススメします!この2アルバムだけで、タイマーズのだいたいの曲を網羅できます(CDに音源化されていないものは除き)

まとめ

忌野清志郎の詞は、現代の社会問題を明確に捉えており、それを歌に乗せて心に訴えかけています。

他の歌手にはできないことで、とても勇気のあることだったと思います。彼のように言わなければいけない事は言う精神をこれからの日本人は持つべきなのかもしれません。いや持たなければいけないと思います。

Good bye 清志郎!